妊娠線が出来てしまう前に必ず予防しましょう

妊娠線は真皮にダメージが及んだもの

私たちの皮膚の中でも一番外側にある表皮は伸びやすいのですが、表皮の内側にある真皮は伸びにくいのです。

なので、妊娠中にお腹や胸などが急速に膨らむと、伸びにくい真皮が表皮の伸びに追い付くことができず、断裂を起こしてしまうのです。

さすがに、「一度断裂を起こしたものをもう一度繋ぎ直そう。」なんて言うことは不可能ですよね。

妊娠線が出来てから頑張って消そうと思っている方も少なくないのですが、このように考えると一度出来てしまった妊娠線を消すのは不可能だと言うことが分かりますよね。

出来てから妊娠線を消したいと考えるくらいなら、やはり出来る前に妊娠線対策を行うべきです。

「安定期くらいから対策を始めれば、絶対に妊娠線はできない。」なんて言うことはないのですが、何もしないよりは妊娠線を最小限に抑えることができるはずです。

安定期になってつわりが落ち着いたら、念入りな保湿ケア、体重のコントロールなど、出来ることを確実にこなしていきましょう。

一度できてしまった妊娠線でも薄くすることなら可能!

一度出来てしまった妊娠線を消すなんて言うことは、美容外科クリニックで何らかの施術を受けない限りは難しいものです。

いや、美容外科クリニックの施術でも、セルフケアに比べて大きな効果が期待できると言うだけで、限度があるかも知れません。

このように妊娠線を消すのは難しいのですが、妊娠線を薄くすることなら不可能ではありません。

妊娠線の中でも真皮の断裂ばかりは何ともならないものの、表面の傷であれば修復が可能です。

なので、産後は、時間とともに妊娠線が薄くなってきます。

中には、妊娠線が消えるかのような思わせぶりの化粧品もあるのですが、このようなものでも実際の効果は保証できません。

消えると言うよりも、何もしないよりは妊娠線を薄くすることが出来ると言うことなのでしょうね。

「一度出来てしまった妊娠線を少しでも薄くしたい。」と考えている方は、産後にこのような化粧品を使用してケアするのも良いかも知れませんね。

妊娠線は体質的なもの?

妊娠線が出来やすい人には、色々な特徴が挙げられます。

まずは、体質的なもので言うと、小柄な方が挙げられます。

確かに、小柄な方は妊娠した時にお腹が出やすく、皮膚表面の伸びが内部の伸びに追い付きにくくて裂けやすいでしょうね。

同じようにお腹が出やすい人で考えてみると、小柄な方だけではなく多胎妊娠の方もそうですよね。

通常1人の赤ちゃんが入っているはずのお腹の中に、2人以上の赤ちゃんが入っていればそれだけ皮膚は急速に伸びやすくなりますよね。

それから、意外な感じがしますが、経産婦さんもお腹が大きくなりやすく妊娠線が出来やすいと言われています。

他には、皮下脂肪が厚い方も、妊娠線が出来やすいようです。

皮下脂肪が厚い方には、元々肥満体質の方以外に妊娠中に急激に太ってしまった方も挙げられます。

いずれにしても肥満は妊娠高血圧や糖尿病などの原因になり、良くないことです。

自分の体型を把握して、食生活を整えてしっかりと体重コントロールを行いましょう。

少しでも妊娠線の出来にくい条件を作ることが予防に繋がる!

妊娠線が出来やすい人もいれば、妊娠線が出来やすい人もいます。

このように妊娠線を予防するためには、少しでも妊娠線の出来にくい条件を作ってあげることが大切です。

とは言っても、小柄だったり多胎妊娠だったり経産婦さんだったりなどは、何とかしようと思っても無理ですよね。

こういう場合には、せめて体重増加を標準くらいに留めることです。

まずは、妊娠前の体重(kg)÷身長(m)の2乗から、自分のBMI指数を求めて自分の体型を把握しましょう。

BMI指数が18.5未満であれば、妊娠全期間で9~12kgまで太っても大丈夫です。

18.5~25未満であれば、7~12kgまで太ることができます。

普通体型までの方であれば、10kgの増加を目標に体重のコントロールをしてみると良いかも知れませんね。

25以上の肥満体質の方は、5kgの体重増加は良いものの、それ以上の体重増加が危険となることもあります。

医師の指示に従って、適切な体重コントロールを進めましょう。

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